大会長挨拶

日本病院薬剤師会関東ブロック第51回学術大会開催にあたって

日本病院薬剤師会関東ブロック第51回学術大会
大会長 神田 博仁
(長野県病院薬剤師会会長/信州大学医学部附属病院薬剤部)

この度、日本病院薬剤師会関東ブロック第51回学術大会を、長野県病院薬剤師会が担当することとなりました。

本学術大会は、関東甲信越地区1都9県の病院、診療所等に勤務する日本病院薬剤師会会員の医療薬学をはじめ薬剤業務の発展、そして倫理的、学術的水準を高めることを目的として、昭和46年の第1回開催以来、年1回の開催を継続し、東日本大震災の年を除き、回数を重ねてきております。

昨年開催された第50回学術大会は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、完全WEB開催となりました。これまでに経験のない全く新しい形式となりましたが、大会に関わる皆様の大変なご努力により、病院診療所薬剤師の資質の向上に寄与し、病院薬剤師が担う薬物療法の未来における多様化へむけて、学び考える学術大会となりました。

薬機法が改定となり、地域包括ケアの実践に向け、多職種協働・連携は欠かせないものとなっております。本来であれば、現地で活発な議論を深める大会としたいところですが、コロナ禍の中、ワクチン接種は始まりましたが、感染の終息はいまだ見えない状況です。残念ではありますが、昨年に引き続き、本学術大会もWEB開催とさせていただくことといたしました。この歴史ある学術大会を途切れることなく継続して開催することが、我々長野県病院薬剤師会会員の使命と強く認識しております。

第51回学術大会テーマは「Roots!薬あるところに薬剤師あり ~新たなタスク、学び、そして連携を~」といたしました。この“薬あるところに薬剤師あり”は元日本病院薬剤師会会長、故全田浩先生の言葉で長野県病院薬剤師会員にとって、大変思い入れのある言葉です。コロナ禍の状況で、原点に立ち戻って、薬と我々薬剤師、患者さん、医師をはじめとした医療スタッフとの関係を、我々薬剤師は何ができるのかを、薬剤師としての覚悟をもって、今、見えてきたものを活用して、我々薬剤師の役割を考えていきたいと思います。

令和3年8月28日(土)、29日(日)の両日はライブ配信で、8月28日(土)~9月5日(日)までの期間はオンデマンド配信を予定しております。WEBでの開催のメリットを最大限に生かし通常開催に引けを取らない、新しい学術大会を皆様と作っていきたいと考えております。

長野県の病院薬剤師が一丸となって、準備を進めて参りたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

令和3年4月吉日